2024.07.10

転職活動の進め方【転職はSTEPで分ける！】

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転職活動をうまく成功させるには、基本的な転職活動全体の流れや進め方、スケジュールを把握して、徹底した準備することが大切となります。今回の記事では転職活動をステップ別で解説していきます。「事前の準備」「書類（履歴書など）作成・応募」「面接のやり方」「内定・退職・入社」の４つのステップに分け、それぞれについて細かく書いていきます。

転職活動の基本的な流れ・スケジュール

転職活動は、基本的に「事前の準備」「書類（履歴書など）作成・応募」「面接のやり方」「内定・退職・入社」の4つのステップに分かれています。企業へのエントリーから内定をもらうまでの期間は人により異なってきますが、平均的には2～3カ月と考えるのが妥当でしょう。転職活動を長引かせてしまうのは、モチベーションの低下やスケジュール等の管理に疲弊してしまいます。以下に示した転職活動の流れ・スケジュールを参考に、限られた時間を有効に利用しましょう。

転職活動の流れ

STEP1
事前準備
(1.5週間)
⬇︎
STEP2
書類作成(履歴書や職務経歴書)
(２週間)
⬇︎
STEP3
面接対策〜面接
(4〜5週間)
⬇︎
STEP4
内定・退職・入社
(4〜6週間)

STEP.1 事前の準備（情報収集・自己分析）1.5週間～

「転職したい！」と少しでも思うのであれば、応募、エントリーをするかどうかに関係なく、事前の準備だけはしておきましょう。いざ実際に転職をすると決め行動に移すとき、志望する企業を見つけた時、すぐにその企業に応募できるようにしておくことが大切です。事前の準備として実践しておきたいのは、転職活動には必須の「情報収集」と「自己分析（転職する理由を整理、スキルやキャリアの棚卸し、自分の強みの洗い出し）」です。

事前の準備（情報収集・自己分析）のコツ

転職活動において最初に始めるものは「事前の準備」です。まずは、基本的に「情報収集」と「自己分析」は同時に行なっていきましょう。「自己分析では」転職する理由の整理をして目的を明確にします。その後、転職活動中に企業にアピールできる実績や経験、スキルの棚卸しをします。事前にしっかりと自己分析をすることで、自分が志望する企業の選定する基準に軸ができ、書類作成に書くことなどがまとまり、面接などでもしっかりと受け答えができるようになるので有利に物事を進めることができます。

自己分析と並行して転職サイトや転職エージェントを使い求人情報のチェックも進めていきましょう。気になる企業があるのであれば、実際にその企業のWebサイトを見て社員紹介のインタビューやその企業に関する細かい情報なども確認した方がいいでしょう。

STEP.2 書類作成(履歴書や職務経歴書)・応募（2週間）

希望条件に合う企業見つけたら、応募書類（履歴書や職務経歴書）などの書類を作成しエントリーをしていきましょう。第一関門の書類選考を通過するには、通過するための書き方、採用担当が魅力的と感じる書類の仕上げ方を理解しておくことが何よりも大切です。

書類作成・応募のコツ

書類作成に重要なことは、ビジネス文書としての形式をしっかりと整え、限られているスペースに自身のアピールポイントを綺麗に整理して記入することです。採用担当は応募書類のすべてを熟熟読できる訳ではありません。自分をなぜ採用した方がいいのかなどのメリットが、短時間で伝わるよう工夫しなくてはいけません。

その中でも重要なのは、応募する企業の視点を持ちながら、自身の強みやスキルを記入すること。募集しているポストにマッチした強みやスキルをチョイスすることで、書類選考の通過率はグンとアップします。

応募するのはスピードと応募数が勝負とも言えます。中途採用は、基本的に企業がそのタイミングに必要とする人員を補充するために行なっています。企業が必要と考える人数が集まってしまえば採用活動は終了します。「エントリーしようか、どうしようか」と迷っている間に、魅力的で好条件な求人はクローズしてしまうのです。

転職活動をする多くの人が平均で20社以上の企業にエントリーしているというデータが出ています。少しでも魅力的だなと思う企業があるのであれば、その場で応募するようにするといいでしょう。応募したことで新たな出会いや展開が生まれるので、自分自身の可能性を広げるタイミングにもなります。

STEP.3 面接対策〜面接（4～5週間）

書類選考で通過することができたら、次のステップは転職活動において最も重要ともいえる「面接」になります。面接を突破するためのカギは徹底した事前準備です。面接の当日を迎えても自信を持って挑めるくらいの準備をしておくことが必要です。

面接対策・面接のコツ

面接時、どの企業でもほぼ例外なく聞かれるであろう質問があります。その質問は①自己紹介と自己PR、②転職をしようと思った理由、③志望する動機、④会社で活かせる実績・経験・スキル、⑤面接官への質問、の5つ。これらを踏まえて応募した企業にマッチした適切なコミュニケーションを取れるよう、準備をしていきましょう。

また、実際に応募した企業との面接を想定して、模擬の練習をすることはとても大切です。多くの人が自分自身のことを細かく伝えることはできません。家族や友人などに模擬面接官となってもらい、問答の練習、コミュニケーションの練習をするのもよいですし、スマホなどでで自分自身を撮影しながら客観的に自分を見れるように練習するのもいです。表情や声のトーン、話すスピード、をしっかりとチェックしていきましょう。

STEP.4 内定をもらえたら、退職や引き継ぎ・入社の準備（4～6週間）

内定をもらうことができたら転職活動は終了ではありません。入社する意思の伝達と、在職中の会社での退職の手続き・引き継ぎなどが残っています。最後の最後まで気は抜かず、転職活動の成功を目指していきましょう。

内定・退職・入社準備のコツ

内定を貰えるかどうかの回答は、基本的に1週間程度の時間がかかります。複数の企業で同時に選考が進んでいる時は、志望度がより高い企業の最終面接を近くなるようにして、志望度を整理し、スケジュールの調整、管理をすることが大切でしょう。

また、退職手続きや引き継ぎなどがうまくいかないと、在職中の職場での人間関係などにトラブルを抱えてしまったり、有休休暇の消化をしきれなかったり、最悪の場合では、次の職場への入社日を遅らせズラさないといけないケースもあったりします。後任の人や取引していた企業などに迷惑かけないよう、最後の最後、退職するその日まで手は抜かず、誠実に仕事をしていきましょう。